推薦入試って!?STEP1「美大の推薦入試の種類」
美術大学の試験制度は近年目まぐるしく変化しています。推薦入試においても同様で、1年ごとに内容が変わったりしますので、大学のHPは常にチェックして最新情報を得ておく必要があります。
また21年度入試に実施される大学入試改革で名称等の変更があります。詳しくは下記の記事をご覧ください。
2020年現在、ほとんどの美術大学・専攻で推薦入試が行われています。推薦入試を導入していない大学は、東京芸術大学と、武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科です。
これまで大学、専攻によって様々な方式がありましたが、21年度入試より、2つの方式に統一されます。

・総合型選抜
・学校推薦型選抜

です。
学校推薦型選抜(旧:公募制推薦など)は、高等学校課程の学校長の推薦が必要で、
総合型選抜(旧:自己推薦など)は、高等学校課程の学校長の推薦が不要です。
学校推薦型選抜、総合型選抜の大きな違いの一つです。

21年度大学入試改革によって変更になる点をあげてみます。

公募制推薦
多摩美術大学 →公募制推薦方式2021年度入試より”学校推薦型選抜”に変更されます。
武蔵野美術大学 →学校推薦型選抜(学校長推薦)
女子美術大学 →公募制推薦入試2021年度入試より”学校推薦型選抜”に変更されます。
自己推薦
多摩美術大学 →自己推薦方式2021年度入試より”総合型選抜”に変更されます。
武蔵野美術大学 →総合型選抜(自己推薦)
AO入試
東京造形大学 →AO(自己アピール)入試(2021年度入試より”総合型選抜(自己アピール入学試験)"に変更されます。)
女子美術大学 →AO入試2021年度入試より”総合型選抜”に変更されます。
指定校推薦
東京造形大学 →指定校推薦2021年度入試より”学校推薦型選抜”に変更されます。
女子美術大学 →指定校推薦2021年度入試より”学校推薦型選抜”に変更されます。

図のように、これまで「公募制入試」「自己推薦入試」「AO入試」「指定校推薦」と呼ばれていた様々な方式が、「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」の2つに統一されたことで、とてもわかりやすくなりましたね。
みなさんが気をつけるべき点は、自分が志望している大学・専攻がどちらの方式を採用しているか、です。試験で課せられる内容も違いますし、採点基準も変わってきます。しっかり調べておきましょう。

今回のSTEP1では、美術大学が採用している推薦入試の概要についてお話ししてきました。
次回のSTEP2「ポートフォリオ制作」では、もう少し踏み込んで、多くの大学・専攻で提出書類として規定されている「ポートフォリオ」について説明していきたいと思います。