今回は「推薦入試」のためのスケジュールのお話です。
「推薦入試」を受験するにあたって、必要書類を準備する時間と実技試験の対策期間を考える必要があります。必要書類の「志望理由書」や「ポートフォリオ」などを制作する”実質時間”は、「志望理由書」は約1ヶ月、「ポートフォリオ」は2ヶ月ぐらいをみておいた方がいいと思います。万が一に備え、一般入試へ向けての実技トレーニングも並行して行わなければならないので、ハマ美での推薦入試の対策は夏から始めています。
”実質時間”と改めて記述した理由としては、STEP2~4の「ポートフォリオ制作」、STEP7~8の「面接」「志望理由書」で記述した通り、これまでにあなたがどんな視点でや興味で物事を見てきたかというものづくりの視点が問われていますので、1、2ヶ月でどうという話ではなく、本質的な意味ではもうすでに始まっています。ですので、3年生の4月の時点(もしくはハマ美の基礎科に在籍している生徒に関しては、高2の段階)で、「推薦入試」で問われている内容を伝えています。
「推薦入試」を考えている方は現時点で、自分は何に興味があるのか、それをどれくらい深く掘り下げていける興味があるのかを考えてみるといいと思います。
また実技試験に関しては、多摩美のグラフのように、一般入試と同等の実技試験を課しているところは、高1、高2からデッサンのトレーニングを始めることを強くお勧めします。