STEP6「多摩美の推薦入試>プレゼンテーション面接」

STEP5では、グラフィックデザイン学科の推薦入試科目「クリエイティビティ テスト」についてお話ししました。

今回は、「プレゼンテーション面接」についてです。
これは生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻と環境デザイン学科で採用されている試験科目です。自分が作った作品の意図を先生方の前で発表するものです。
だいたい3人から5人の先生方の前でプレゼンテーションするのが一般的です。

プロダクトデザイン専攻は1日目に制作した作品を、3分でプレゼンテーションします。3分ですので、明快にコンセプト伝える必要がありますしハキハキと喋らないといけません。
プロダクトデザイナーにとっても企業さまに向けてのプレゼンテーションは特別の意味を持っていますので、プロダクトデザイン專攻は入試の段階でそういった資質を持っている人材を欲しがっているようですね。
この試験には、はっきりと向き不向きがあるように感じます。もともと人前に出ることは苦じゃなかったり、人と話すのは大好きだったりする人はいいかもしれませんが、極度のあがり症だったりすると、わずかな対策期間で対応するのは難しいです。

実際の話ですが、実技は全く問題ないけれど、とにかく人前に出ると緊張して喋れなくなってしまう生徒がいました。ダクトに入りたくて入りたくてしょうがないから、チャンスがあるなら推薦を受けてみようかと対策を始めました。でもやっぱりなかなかうまくいかず・・・。
プロダクトの先生方に説明会の際に相談に行ったところ、これだけ絵が描けるんだったら絶対可能性あるから一般試験で頑張りなよ!とアドバイスされたそうです。
本人もすっきりして一般受験に絞って挑み、見事合格しました。おまけに試験で描いた作品は多摩美の入試ガイドにも掲載されとっても良い結果でした。

入室時に1分の自己紹介をした後、3分でプレゼンテーションを行い、その後5分の質疑応答があって終了です。

環境デザイン学科の「プレゼンテーション面接」は、プロダクトデザイン專攻ほど、プレゼンテーションの資質を見ているわけではないようです。もちろん「クリエイターとしてのコミュニケーション能力の資質」と評価基準に記載されているように必要ですが、ダクトほどかっちりとした形式では行なっていません。
また、環境デザインではプレゼンテーション面接の他に「小論文」も試験科目としてありますので、より総合的に判断しているようです。

さてさて、ちょっと長くなりましたが、
「プレゼンテーション入試」について何と無くお分りいただけたでしょうか?
特にプロダクトデザイン專攻の「プレゼンテーション入試」は、向き不向きがあるように感じているので、受けようと思っている人は相談してください。

さて次回は「面接」です。
えっ!?今回のじゃなくて?
はい、そうです。今回は「プレゼンテーション面接」。
次回は「面接」です。