推薦入試って!?STEP12「女子美術大学の推薦入試」

(2021年8月更新)

STEP12「女子美術大学の推薦入試」

美大の推薦入試にチャレンジしたい受験生を応援するこの推薦入試BLOG、STEP12の今回の内容は、女子美術大学の推薦入試についてです。
これまで「AO入試」「公募制推薦入試」「指定校推薦入試」の三通りの選抜方法を採用していましたが、2021年度の入試改革により、女子美の推薦入試は「総合型選抜」と「学校推薦型選抜(公募制)」の二通りの選抜方法になりました。

総合型選抜

選考方法

では総合型選抜から確認していきましょう。選考方法は提出書類による「1次審査」と、体験プログラムと募集要項で公開されている課題等を持参して行う面接の「2次審査」によって選考されます。
出願時に提出した「書類」を基にした1回目の選考(1次審査)が行われ、これを通過した人が「2次審査」を受けられます。1次審査に合格しなければ2次審査に進めません。最終的に入学が許可される”合格”までに、2回の試験があるこの形式は、武蔵野美術大学の「総合型選抜[前期]」や東京造形大学の「総合型選抜(自己アピール)入試」と同じです。

1次審査

1次審査のための提出書類は調査書などの証明書のほかに
●志望理由書・活動報告書
●キャリアイメージシート(1,入学後に学びたいことを書いてください。2,将来の夢や目標、卒業後にしたいと思う活動などを書いてください。)
●自己アピール資料
の3つの書類の作成が必要です。
「志望理由書・活動報告書」と「キャリアイメージシート」は募集要項にある指定のものを使用しますが、「自己アピール資料」は表紙以外は自分で用意します。
3つとも別々の書類ですのでそれぞれ作成しますが、一つの大きな将来像を思い描きながらまとめて考えていくと良いと思います。「私は将来こんなことをやっていたい!」「こんな仕事につきたい!」→「そのためにはこんな力をつけたい!」「こんな経験をしたい!」→「〇〇学科△△専攻にはこんな授業やすごい先生がいて、まさに自分が目指す将来のための学ぶ環境が揃っている!!」という具合です。

2次審査

2次審査は、体験プログラムと課題等持参による面接を基に総合的に判定されます。事前課題に関する理解力や取り組み姿勢、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、修学意欲、目的意識などが重視されます。

●体験プログラム
体験プログラムは、女子美のキャンパスに実際に行って、志望する専攻ごとに用意されている課題をやったり、ディスカッションをしたりするものです。受験した生徒たちの話を聞くと、先生や他の受験生と一緒にワイワイと楽しい時間のようです。学科専攻ごとにプログラム内容が違いますので、自分が志望する専攻の内容を募集要項で確認しておきましょう。
●面接
持参した事前課題作品(あらかじめ募集要項で公表されていて専攻ごとに内容が異なります)や当日実技体験がある専攻はそこで制作した作品などが、面接する教室に用意されていて、それらをもとにしながら面接が進められていきます。

学校推薦型選抜(公募制)

選考方法

学校推薦型選抜(公募制)の選考方法は、「専門試験」「提出書類」「面接」です。総合型選抜のように「1次審査」はありません。「提出書類」に中に、出身学校の推薦書が含まれています。

学校長が責任を持って推薦する方であり〜

女子美術大学 学校推薦型選抜(公募制) 学生募集要項より

と募集要項の出願資格に記載されていますので、この選抜方式での受験を考えている方は、積極的かつ模範的な高校生活を送っておくことが望ましいですね。

専門試験

専門試験とは鉛筆デッサンや静物着彩などの実技試験のことで、美術学科、デザイン・工芸学科、アート・デザイン表現学科で出題の仕方が違います。美術学科では全ての専攻別に課題が設定されているのに対して、デザイン・工芸学科、アート・デザイン表現学科は、専攻ごとの出題ではなく学科内で共通の試験問題を出題します。ただどの学科専攻でも、一般選抜と同様にしっかりとしたデッサン力が問われる問題が出題されています。

面接

面接ではまずコミュニケーション能力が見られます。問いかけに対してしっかりと自分の言葉で自分の考えを答えられるかどうか。ちょっとつっかえてしまったり、多少の言い間違いはかまいません。焦らずゆっくりと話しましょう。問いに対して、沈黙が続いたり、話しているうちに全然別の内容になってしまったりしては問題です。
また、面接時に持参した課題やその他の作品の制作意図を伝える必要があるので、自分の作品をプレゼンテーションをするつもりで事前準備ができると良いでしょう。

まとめ

総合型選抜
学校長の推薦書なし
選考方法提出書類による「1次審査」と体験プログラムと課題等を持参して行う面接の「2次審査」
1次審査あり

1次審査
1次審査→合格発表→1次審査を合格した人だけが2次審査を受ける→最終合格発表という試験方式。

実施している専攻美術学科の専攻全て
デザイン・工芸学科の専攻全て
アート・デザイン表現学科の専攻全て
学校推薦型選抜(公募制)
学校長の推薦書必要
選考方法「専門試験」「提出書類」「面接」
1次審査なし
実施している専攻美術学科の専攻全て
デザイン・工芸学科の専攻全て
アート・デザイン表現学科の専攻全て