ゴールデンウイーク明けの受験科油画コース夜間部の課題は、マチエール研究課題です。
マチエール(仏語)とは、本来は材料・素材を指す言葉ですが、絵画では、作品の表面(ツルツルだったり、ガサガサしてたり)のことを指し、絵肌もといいます。
今回は絵の具を溶剤(油絵具の場合はオイル。アクリル絵具の場合は水)で薄く溶き、画面に滲みを作ったり、ペインティングナイフやローラーなどを用いて絵の具を厚塗りしガサガサの表情を作ったりと、いきなり対象の固有色を塗って描くのとは一味違う下準備をして、絵を描く行為と絡ませていきます。

先生のデモンストレーションを交えながら、チューブに入っている絵の具は色を塗るためだけの道具ではなく、どう描きたいかというイメージによって使われ方が変わるということを学びます。
そういう意味でも、マチエールは最終的な表現と密接な関わりがあるため、作者にとって重要なポイントとなるのです。