一年後の自分をイメージする

こんにちは、基礎科です!

基礎科では今年度の授業が無事終わりました◎今はみなさん束の間の春休みですね。しばらくしたら春期講習会や新年度の授業などが始まり、また忙しくなっていくことでしょう。

こんな時期に大事なのは、「来年度の目標設定」をすること。一年後、自分はどうなっていたいかを考えてみることが大切です。今のうちに設定しておかないと、忙しい毎日に押し流されていってしまうかもしれません。一度、ゆっくり自分の時間を取り戻してみましょう!

合格体験記からイメージする

まだ受験を経験したことがない人も中にはいますよね。「自分には経験がないから、一年後の自分も想像付かない」という人もいるでしょう。そんな時には、自分以外の人の経験を参考に、具体的にイメージしてみるといいかもしれません。特に注目してみて欲しいのは、合格者の声に共通したポイントがあるということ。「毎日描く」「先生のアドバイス通り1つ1つやってみた」「楽しむ」など、受験生が実際に行ったことを参考に、一年後になりたい自分を想像してみましょう◎

先輩たちの合格体験記
2022年度合格体験記

合格者作品から目標とする絵を見つける

「一年後にはこれぐらい描けるようになりたい!」という目標となる作品を自分の中に持つことも良いと思います。例えば実際に合格を勝ち取った合格者作品から、なりたい自分をイメージしてみましょう。できれば具体的に「形が正確に取れるようになりたい」「質感を感じる絵を描きたい」など自分に足りない部分を意識し、目標としてみるといいですね。

多摩美・武蔵美2021年度入試高得点作品!

新習慣は定着するまでには時間がかかる

目標を持ったら、早速1枚目の作品から実行に移したいところ。しかし、最初からうまくいくことは本当に稀なことです。まずは焦らずにじっくり時間をかけてみることです。新しい習慣というのはまだ自分のものになっていないので、無意識に行動できるレベルになるまでには繰り返し考えトライする必要があります。ですから結果を急がずに、一枚一枚の作品作りを大事にしてみてください。

メモを見返す

自分が授業内でとってきたメモの数々を振り返ってみるのも良いことです。例えば、「もっと丁寧に」と先生から繰り返し言われてきたことが、自分のメモから明らかになったというパターン。「私ってけっこう雑だったのかも…」という気づきがあって初めて、他人の絵が丁寧に見え始めたという人もいます。「もっとゆっくり鉛筆を動かしてみようかな」など行動の変化につながるかもしれません。

いかがでしたか?
ただひたすらに課題をこなしていくだけではたどり着けない場所があるかもしれないので、出来るだけ意識的になって行動し、自分を高めていってくださいね!