夏期講習会の授業スナップ、第三弾は高1生・高2生の授業から、デッサンコースの紹介です。

高1生・高2生のデッサンコースはこの夏始める初心者の方の【デッサンコース入門クラス】と経験者のための【デッサンコース】のふたつのレベル設定の講座がありました。

こちらは、<デッサンコース入門クラス>の授業の様子。用具の使い方から始まり、形の取り方や、陰影のつけ方、立体的に表現するコツなど課題ごとにデッサンの基本が学べるようになっています。このデッサンは講座の最後の課題です。初心者の生徒さんの3枚目のデッサンでこれだけ描けたら上出来ですね^^

静物デッサン制作風景

実はこの【デッサンコース入門クラス】、課題が<基本>と<応用>課題が用意されており、<基本>をマスターした後、さらにレベルアップしたい方向けに、より難易度を上げた課題を用意しておきました。この夏は<基本>で終わらず、<応用>とセットで受講された方が多かったですね。

静物デッサン制作風景<応用課題より>

みんな、結構上手ですね。生徒さんからは「授業がわかりやすい!」との声も^^デッサンはセンスで描くのではなく、きちんと理解できれば、ある程度描けるようになっていきます。先生の説明に真剣に耳を傾けている生徒さんの姿がとても印象的でした。これからも沢山描いて上達していって欲しいですね。

さて、ここからは経験者の【デッサンコース】の授業の様子です。経験者の方は、週ごとに<石膏クラス><静物クラス><人物クラス><総合クラス>と課題がテーマごとに分かれていました。1週間ごとに、じっくりとそのテーマに向き合えるようになっていました。

まずは<人物クラス>の自画像課題より。 課題が「しぐさを描く」と言うテーマで、モチーフに本が与えられていました。この作者は電車の中でつり革につかまって本を読む様子を描いています。

自画像制作風景(木炭デッサン)

こちらは<総合クラス>の静物デッサン課題より。同じ静物デッサンでも、入門クラスより画面サイズも物数も多く、難易度が上がっています。硬いもの、柔らかいものなど様々な質感のモチーフが散りばめられています。

静物デッサン制作風景(鉛筆デッサン)

最後に描き上がった作品ひとつ一つに先生が丁寧にコメントしていきます。良かったところ、直したいところなどアドバイスをもらい次の制作につなげます。

講評風景

講評風景

昼の【デッサンコース】は1日6時間という、長きにわたる制作だったので、結構体力的にも大変だったと思います。ここで養われたスタミナが受験を下支えるす力となっていきますよ!2学期以降も、この経験を生かしてさらなるレベルアップを目指しましょう^^