こんにちは。
高1生・高2生科の講師の村です。

今回は、普段の授業の中で私が気になった作品を10点ご紹介していきたいと思います。

1学期も半分を過ぎ、今は夏期講習会に向かってグイグイと力を伸ばしている最中です。1学期途中から入学してきた方の中からも、まるで始めたばかりとは思えない上質な作品が生み出されていて、びっくりさせられています。

一方、1年の最初の学期でもありますから、基礎はしっかり固めて欲しいと思っています。基礎訓練ですから、野球に例えるとグラウンドを何周も走り込んだり、素振りをするような地道な練習です。苦労も多いですが、一度それが習慣になってしまえば高1〜2生でも驚くほどしっかりとした絵が描けます。僕は小手先で勝負する人の絵は弱いと思っているので、みんなには足腰を鍛えてもらっています。このあと控えている夏期講習会も、その練習の一つです。頑張ってみんなでマッチョになりましょう!💪笑

それでは、最近作10点をご覧ください。

 

横浜美術学院_高2生の作品

色のついた画用紙にチャコールペンシルと白コンテで描いた作品。流木にかかる布の質感やワイン瓶のどっしりとした重さがよく伝わってくる。

 

横浜美術学院_高2生の作品

同じく有色紙に描いた作品。朽ちた流木の形など、ディテールの描き込みが上手くいっている。円柱は石膏の質感が表現できるともっと良くなる。

 

横浜美術学院_高2生の作品

「擬音」をテーマに描いた作品。一瞬どんな場面なのかわからないが、しばらく見ているとショートケーキとフォークの先端だとわかる。面白い視点。

 

横浜美術学院_高2生の作品

同じく「擬音」をテーマにしている。ボールペンの周辺に広がる空間が心地よい。のびのびと描かれた丸の線と、直線的なペンのボディが好対照。

 

横浜美術学院_高2生の作品

「自分の靴」を描く課題。普段使っているくたびれた靴というのも味わいがあって良いものだ。一つの靴にもたくさんの素材が使われているが、それをよく描き分けている。

 

横浜美術学院_高2生の作品

A4の紙に切り込みを入れて手と構成する課題。画面全体を大きく使っている構図が気持ち良い。手は構造を研究するとさらに良くなるだろう。

 

横浜美術学院_高1生の作品

質感の違いを表現する練習課題。作者は玉ねぎ、縄、ステンレスを描き分けようと頑張っている。鉛筆の色味を上手く使い分けできると、さらに質感が違って見えるようになる。

 

横浜美術学院_高2生の作品

「やわらかさ」をテーマに、ウレタンスポンジと針金を構成する課題。広々とあいた空間に切り込んでくる針金独特の線的な形が面白い。

 

横浜美術学院_高2生の作品

「料理をする両手」を描く課題。この課題は多摩美術大学グラフィックデザイン学科で過去に出題された。高2生が今の時期にあえてチャレンジすることで、自分に足りないものを自覚できる。

 

横浜美術学院_高2生の作品

写真模写課題。写真を見ながらそっくりに描いてもらった。シャベルは写真をよく観察しているので非常にわかりやすい。一方、紙コップには形が少ない。想像して補う必要がある。