
2025年度の多摩美術大学・一般選抜入試において、実技試験(鉛筆デッサン・色彩構成)で高得点を獲得した合格作品をピックアップしてご紹介します!
美大の一般選抜では、「成績開示」と呼ばれる制度があり、自分の描いた作品が試験で何点だったのかを受験後に確認することができます。
ハマ美では、受験を終えた生徒の皆さんから任意でその得点を提供してもらい、指導や分析に活用しています。
今回ご紹介するのは、そんな中でも実技得点が9割以上を記録した合格作品の数々。
どの作品にも、日々の努力と工夫の跡がしっかりと刻まれており、見応えたっぷりです。これから受験に挑む皆さんにとって、大きな参考と刺激になるはずです!
Contents
多摩美で高得点を獲得した合格作品たち
グラフィックデザイン学科の合格作品
[色彩構成:5時間]
問題 | 身体の部位のいずれか、または複数をモチーフに、[Message]の文字を配して、色彩構成で表現しなさい。
[鉛筆デッサン:5時間]
問題 | 「何かを開ける、または開く両手」を想定して鉛筆デッサンをしなさい。
情報デザイン学科情報デザインコースの合格作品
情報デザイン学科メディア芸術コースの合格作品
[視覚表現:5時間]
問題 | 今年度の用紙は、従来の一辺54cmの正方形から、50cmの正方形のものへと、4cm小さくなりました。この「4cm」という長さをモチーフとした視覚表現を描いてください。
統合デザイン学科の合格作品
[鉛筆デッサン:5時間]
問題 | 「はじめての手」を描きなさい。
作品のタイトルを別紙に表しなさい(10字以内)。
建築・環境デザイン学科の合格作品
[鉛筆デッサン:5時間]
問題 | 床にモチーフが置かれています。
このモチーフを6個以上使い、立体構成した状態を想定し、鉛筆デッサンしてください。
※モチーフの外径:38cm、38cm、70cm
まとめ
いかがでしたか?
見応えのあるこれらの作品は、実際の入試で描かれたものを、記憶をもとに再制作してもらった“再現作品”です。すべてアトリエに保管されており、いつでも閲覧が可能です。
受験本番で高得点を獲得した先輩たちの表現力や工夫を、ぜひ参考にしてみてください。目標に向けて、一歩ずつ自分の実力を高めていきましょう!