
優秀作品の講評
こんにちは!基礎科です。
年度末に行われた実技模試。 実技模試では、全基礎科生が一律に同じ課題に取り組み、完成作品には順位がつきます。
今回は、週1〜週3クラスと、週4クラスは別課題に取り組み、それぞれで順位をつけました。
今回の記事では、週3日クラス/週2日クラス/週1日クラス/週1日ショートクラスから選抜された上位作品をご紹介します!
課題は静物デッサン。モチーフは、布に包まれたサッカーボール、枡、ホースです!
1位(高2生)

1位おめでとうございます!
構図の良さと色彩の力強さが目を引く、抜け目のない完成度の高い作品です。モチーフ単体にとどまらず、周辺まで手数が行き届いており、空間表現への意識がしっかり感じられます。こうした周囲への働きかけが、画面全体の説得力につながっています。台の描写がやや荒い点は惜しいものの、ここを整えることでさらに魅力が増していくはずです。ホースはやや金属的に見えつつあるため、光沢のコントロールとカーブの自然さをもう一歩整えたいところです。
2位(高2生)

2位おめでとうございます!
ホースを大きく配置し、台上の広がりをしっかり感じさせる構成が印象的です。モチーフ同士の距離や台へのアプローチも慎重に捉えられており、画面全体を見渡す視野の広さが伝わってきます。こうした「全体を見る力」はデッサンにおいてとても重要な要素です。色彩の強さがもう一段引き出されると、さらに印象に残る画面になりそうです。
3位(高2生)

3位おめでとうございます!
色彩の力強さが際立ち、言い切りの気持ちよさが画面全体に広がっています。特にボール周りの空間がよく描かれており、空気が澄んでいるような印象を受けます。デッサンでは輪郭だけでなく、周囲との関係の中で形を捉えることが大切です。ホースと枡はややシルエットが先行して見えるため、ボールのように空間と同時に描き進めていけると、さらに完成度が高まるはずです。
同率3位(高2生)

3位おめでとうございます!
確かな描写力と、積極的にトーンを置く姿勢が魅力的な作品です。モチーフにしっかりとした存在感が生まれていますね。一方で、床がやや傾いて見える点が惜しいところです。枡とボールで視点の位置にずれが生じているためだと思います。デッサンでは「どこから見ているか」を定めることが、空間全体の安定につながります。その意識をもう一段シビアに持てると説得力が増すでしょう。
まとめ
いかがでしたか?1年間の集大成ともいえる年度末の実技模試。
特に高2生にとっては、基礎科で積み重ねてきた力がそのまま表れる機会です。
上位作品からは、単に描写力だけでなく、空間の捉え方や観察の精度といった「デッサンの本質」に向き合った跡がしっかりと感じられました。
みんなの成長が確かに見えて、講師一同とても嬉しく思っています。
次回は、週4日クラスの実技模試をお届けします。
お楽しみに!
こちらの記事も一緒に読んでみると面白いです。
1年の流れが少し感じられます。













