2学期実技模試優秀作品

実技模試デッサンの優秀作品

こんにちは!基礎科です。
ハマ美は冬期講習に突入し、基礎科も賑やかに制作しています。
2学期末には、毎学期恒例の実技模試を行いました。基礎科生全員の作品を並べ、順位を付けます。

週4日クラスは木炭紙サイズで、静物デッサン。(画用紙もしくは木炭紙)
週3日クラスはB3サイズで、手のデッサン。
週2、週1、ショートクラスはB3サイズで、静物デッサン。

今回の記事では、週4日クラスの実技模試をご紹介します!

課題: 静物を描きなさい。
画面サイズ: 木炭紙サイズ

モチーフは、タオルの入ったカゴ、ピンコロ石×6、青い水の入ったビーカー×2。ボリュームのある静物ですね。木炭紙大サイズの、大きい画面での制作です。画面が大きく、モチーフ数も多い分、全体を満遍なく描き進めるバランス感覚も必要です。

1位の作品

スッキリと整理され、見やすいデッサンです。デッサンは空間をいかに自然に描くかが常に課題としてありますが、この作品は前後の扱いの差をしっかりつけていて、工夫がみられます。特に画面左手1/3は見応えがありますね◎惜しいのは、前後の差を大切にするあまり、後方のモチーフが弱くなりすぎてしまったこと。後方は後方でもっと明暗を利用して描き、それに応えるようにまた前方を描くと、空間に厚みが出ますよ。

2位の作品

モチーフを大胆に切り取ることで、素材感の描写に迫っています。ピンコロ石のゴツッと感が良いですね!対して水は繊細に綺麗さを拾っていて、ヒヤリとした冷たさも伝わってきます。物の配置がバラバラしてしまったのは難点。奥の石も、ビーカーに張り付いているように見えてしまいました。前後の重なり方や物の関係性はもう少し観察と工夫ができると良いですね。

3位の作品

探るように鉛筆のタッチを重ね、それが絵の深みに繋がっています。台の水平面への積極的な仕事もいいですね。もう一歩、硬さや重さを感じたいです。具体的に言うと、ピンコロ石がスポンジのように軽そうなことと、ビーカーや台の、工業製品特有の「直線」があいまいに終わってしまった点です。物の際がはっきり描かれるとその面に張りができますよ。

4位の作品

籠の編み目を誤魔化さずに描いている点はとても好印象です。この積極性は持ち続けたいですね。明暗表現が控えめなので、立体的な物の存在感が弱くなってしまいました。例えばビーカーは透明なので、光を通します。そのため現実では側面の影は見えないのですが、絵(平面)の中で立体感を演出するには、側面の影もある程度描く必要があります。そういう工夫が増えてくるといいですね

モチーフ数も多く素材感も様々で、この情報量は描き切るだけでも大変だったと思います。

お疲れさまでした!

次回は、週3と週2・週1の実技模試をご紹介します!