入試の日までに出来ること
こんにちは!基礎科です。
新しい1年が始まりましたね!
受験生の皆さんはこの節目に、美大受験に向けた新たな「目標」を立ててみましょう。
現時点(1月)で、高2生の入試までの残り時間は、
総合型選抜(自己アピール)まで約8〜10ヶ月
一般入試選抜までは約1年!
どの大学・専攻を、どの形式で受けるかによって違いはあれど、ざっくりはこんな感じです。
この時間をどう過ごしますか?
実技の練習
まだ始めていない人は、高2生のうちに始めたい!
推薦・一般にかかわらず、美大では、ほとんどの専攻で画力が求められます。ポートフォリオを制作するにしても、その内容はやはりデッサンを収録するはず。画力は一朝一夕に身につくものではなく、「一枚一枚を仕上げる」ことから得られる、積み重ねた経験がものをいいます。どうしても時間が必要なんですよね。出来るだけ早く実技練習を始めましょう!
学科の対策
多摩美・武蔵美の合格最低点は知ってる?
大学が公開している入試データの中には、合格最低点というものがあります。合格最低点とは、合格者のなかで1番下の人の点数のこと。
つまり、合格ラインのことです。
それによると、2023年度、多摩美のグラフィックデザイン学科の一般入試の合格最低点は354.5点。平均的に70.9点を取らなければいけない計算です。
高3生になり、実技と並行して学科の対策をはじめるのは、なかなかハードです。余裕を持って対策をはじめることをおすすめします。
得意分野と苦手分野、それぞれに目標をたてる。
実技対策と学科対策。得意不得意があると思いますが、得意分野だけで乗り切ろうとするのは、あまりにリスキーです。ひとつに賭けすぎると、本番でつまずいた時に取り返しがつきません。ただでさえ緊張する当日。100%の実力が出せるとは限らないんです。
多少のミスがあっても他方でリカバリー出来るように、「得意分野」はキープして「苦手分野」は平均まで伸ばす気持ちで取り組んでみてください。
学科も実技も70点取れるか、取るために今から出来ることは何か、これを機に考えてみましょう!