学科試験問題の解答例を出す

こんにちは。
高1生・高2生科の講師の村です。

(久方ぶりの更新です。風邪を引いてちょっとお休みをいただいておりました。風邪は突然やってきますから、みなさんも本当にお気をつけください〜)

さて、多摩美術大学・武蔵野美術大学・東京造形大学・女子美術大学など、主要な私立大学の入試はほとんど終了しました。残すところは東京芸術大学などの国公立大学です。実技試験に関してはまだまだ続いているんですね。一方で学科試験はというと、かなり早くに終了していました。(センター試験は1月中旬、私立大学の学科試験は2月初旬でした。)

2月5日、多摩美術大学の学科試験の日。みんな試験に出かけてしまっているので、アトリエには全然生徒がいませんでした。そして学科試験の終了時刻に合わせるようにして、美大学科の先生達がやってきてくれました。今度は先生達が試験問題を解く番です。試験が終わって帰ってきた生徒から問題用紙を借りて、先生達は一から問題に向き合います。そしてまずは解答例を作成。自己採点をしたい生徒やB日程の学科試験を受ける生徒も多くいるので、少しでも参考になるように掲示板に張り出していただくわけです。加えて、問題の解き方を解説するプリントまで作っていただきました。

「これから解答例を張り出します」と英語の山本先生。
授業アトリエ風景
学科試験問題の解答例
こちらは英語の解答例
国語の解答例。多摩美版、武蔵美版と大学別にある。

hamabiの受験指導の特徴はここにあると思います。それは生徒達の合格のために、実技だけでなく、学科の先生達が精一杯バックアップしてくれるところ。

大学がHPや入試資料などで公式に発表している入試データを見てみると、現役で合格するためには実技だけでは足りないということがわかっています。もちろん学科だけでも足りません。「総合点」が高くなくては受かりません。

だから大好きな絵だけじゃなくて、学科もちゃんとやろう。苦手な子でもできるだけ得点できるようにしよう。このように考えて、生徒の力を地道に底上げしてくれているのが美大学科の先生達なのです。学科試験が終わってもまだ参考資料を作ってくれているのですから、サポートが手厚いことがよくわかります。

亀の水槽近くの掲示板にぞくぞくプリントが張り出され、みんな自分の答えと解答例を照らし合わせていました。

高校生活が多忙な高1生・高2生科の生徒たちに向けては「学科相談室(無料)」という形で個別サポートをしてくれています。自宅で出来る学科対策を具体的にアドバイスしてくれるとあって、生徒達からの予約が毎週入っています。「自分も学科が武器にできる」という実感が湧くと、自然と実技の方もやる気がみなぎるもの。新3年生に向けては、春期講習会から美大学科コースがスタートしますので、現2年生はぜひ受講してみてください。