高3生・高卒生対象の第2回学力診断テストが終了しました。
美大学科コースでは、受講者以外でも誰でも参加できる特別解説授業が開かれ、
正解の導き出し方や考え方を、一つひとつ確認していきました。
なぜこの点数だったのか、これからどう勉強すべきか、
夏期講習会を控えた受験生に向けて、各教科の先生方にコメントをいただきました。
【英語講師より】
第2回テストで気づいてほしかったこと
「4月に実施した第1回テストで明らかになった『自分の弱点』を強化する学習ができていたかを、振り返ってみてほしいと思います。4月時点では、多くの生徒が単語力不足で点数が思うように取れませんでした。そこから得点を上げるには、授業毎に行う小テストの復習が欠かせなかったはずです。また、事前に解いたことのある問題や、今の実力ならばできるはずの問題も第2回テストには盛り込みました。実際、きちんと学習習慣がある人の点数は伸びていました。」
夏期講習会の美大学科コースについて
「これはいつも言っていることなのですが、『時間配分』と『配点』を意識した学習がこの先も欠かせません。なぜなら、知識があっても得意な問題にたどり着けないのでは点が取れないからです。解く順番を意識し、配点の高い問題や得意な問題で着実に点をとること。それが基本であり、とても大切なのです。夏期講習会では、オリジナルテキスト『文法編』『読解和訳編』の2種を用意しています。この夏から美大学科コースを受講する方も、美大入試に出題されやすいものをピックアップしているのでぜひ使ってみてください。」
【国語講師より】
第2回テストで気づいてほしかったこと
「出題文の中からヒントを発見する、ということがどれだけできているかが問われたテストだったと思います。文中に答えの根拠は必ずあります。だから勝手に読まないということ。それを意識付けしていくことが基本です。それから、現代文の解き方というのは、まず意味段落で切り分けていき、全体をざっくりと把握することが必要で、これをトレーニングで鍛えていきたいと思っています。また文中の関連語や接続語に注目して、これらを繋ぎながら読むというやり方も身に付けたいところです。」
夏期講習会の美大学科コースについて
「講座前半の基礎編では、先ほど述べたような『読み方』の練習を継続していきます。たとえば新聞のコラムなど、文章を読むときにただ読む人が多いのですが、受験生には意味段落に切り分けて読む練習を繰り返してほしいと思います。これにより文章を大局的に見ることが可能になり、テーマが分かりにくい文章に出会ってしまった場合や、時間がない場合に『大体でつかむ』ことが大いに役立つのです。 そして後期は実践編。センター入試・多摩美術大学・武蔵野美術大学などの問題をその読み方で攻略していく経験を積んでもらいます。」
夏はじっくりと時間を使って対策できる絶好の機会です。
解説授業や先生からコメントを活かしてみなさん頑張ってください!