トラロープを持つ手のデッサン:制作プロセス

こんにちは~基礎科です!

春を前に、受験科の先輩たちの合否が出てきましたね。緊張から解放された楽しそうな姿を見かけます。新しい環境であらゆることをインプットして、魅力的なアウトプットをしていけることを願っています。

基礎科のみんなも、悔いのないように一歩一歩、培っていきましょう!

手のデッサンの描き方


さて今回は、週2クラス・週3クラスの課題をご紹介します。
(普段は別課題ですが、祝日の関係で同じ課題をやりました)

課題:手渡されたモチーフを持つ手を描きなさい。
モチーフ:トラロープ

では早速、講師作品の制作過程を見てみましょう!!

①モチーフの特徴を把握する


まずはモチーフの特徴を要チェックです!
トラロープの特徴は、

・長さ60cm、太さ5mmくらい。
・黄色2本と黒1本の紐をネジネジして出来ている。
・つやっとした、固めの素材。

などですね。ふむふむ。それ踏まえて講師作品を見てみると、この段階でもサイズ感や固さ(ロープの曲がり具合)がわかるように描いています。シンプルに「らしさ」を捉えていますね。

②水平面と垂直面

構成デッサンが静物デッサンと違って難しいのは、台が無いため「水平」と「垂直」が分かりづらいという点。しかし光を表現するために必要な視点なので、↓のように置き換える癖をつけましょう。黄色い上向きの面(水平面)は光が強く当たり、対して青の側面(垂直面)は暗くなります。こうすることで、複雑に面が入り組んでいる有機物も立体的に捉えることが出来ます。

③空間をイメージする

そして問題になるのが、「空間」を描くということ。現実のモチーフを観ることも大切ですが、それ以上に絵を観て「空間」があるかどうかを判断しましょう。私はよく、モチーフの形だけでなく、隙間の形や大きさをチェックします。↓のように想像してみたり。具体的にテニスボール1つ分、などイメージしてみても良いですね。

④質感の説得力

皮膚のキメが出てきましたね!質感は「らしさ」を語る上で欠かせない要素です。説得力が出るまで、とことんこだわって描きましょう。よくどこまで細かく描けばいいのか、と聞かれることがありますが、まずはどこまでも描いてみましょう。笑

その粘りが、説得力ある質感につながりますよ。

いかがだったでしょうか?

3学期も早いものであとわずか。講師の作品も参考にしながら、スキルアップを目指しましょう。