1年間使った道具箱をきれいにする

こんにちは、基礎科です!

春の訪れとともに、新年度がスタートしましたね。ハマビでも新高3生は受験科へ進み、基礎科は新1・2年生でにぎやかにスタートしています。

気持ちも新たに制作に取り組むこのタイミングで、ぜひおすすめしたいのが「道具箱の整理」です。

道具は、制作を支える大切な相棒です。しっかりと手入れをして、気持ちよく新年度を迎えましょう!

デッサン道具箱を整えるチェックリスト

まずは道具箱を空にし、取り出したすべての道具を並べてみましょう。

鉛筆

短くなりすぎた鉛筆は、筆圧の調整が難しくデッサンには不向きなので、役から降りてもらいましょう。2H〜2Bあたりの使用頻度の高い鉛筆は、少し多めに用意しておくと安心。先をピンと尖らせいつでも描けるようにしておきましょう。

ねり消し

黒く、ベタついていたら替え時です。新品のねり消しは軽くサラッとしています。つい放置しがちですが、使い心地が変わるので要チェック。

消しゴム

角が丸くなったプラスチック消しゴムは、細部の描写に向いていません。カッターで新しい角を作るか、思い切って新品に交換しましょう。ペン型の消しゴムの導入もおすすめです!

ガーゼ・さっ筆

ガーゼが真っ黒のまま使い続けている人も多いですが、ガーゼの汚れで作品を汚してしまうことがあるので、定期的に交換が必要です。さっ筆もカッターで削り(もしくは紙やすりでやすり)、綺麗にしましょう。

カッターの刃

切れ味の悪くなったカッターは、鉛筆がうまく削れません。刃のミゾ線部分でパキッと折って、切れ味を復活させましょう。1番放置されやすい道具なので、この節目で一度見直しておきたいですね。

デスケル

消耗品ではありませんが、表面が汚れやすいです。布で拭いてクリアに保ちましょう。

道具箱本体

もしかして、一番汚れているのは道具箱本体かも。中底や仕切りをしっかり拭きましょう。また、道具が増えてきた人は、大きいサイズのものを新調することも考えましょう。100均のもので十分なので、仕切りのある、容量の大きいものがおすすめです。使いたい道具がパッと取り出せるように整えましょう。
繰り返し言っていることですが、道具は自分の相棒です。大工さんの道具のように、手入れと管理をしっかりしたいですね。道具の手入れを通じて、制作環境を整え、より良い作品制作につなげていきましょう!