
3学期にやりたいこと
こんにちは!基礎科です。
2026年になりましたね。基礎科は、冬期講習会が終わったばかりです。
新年も皆さんにとって実りの多い年になるよう、講師一同、気持ちを新たに指導していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします◎
さて、新年を迎えると、高校2年生の基礎科生にとっては「受験科へのステップアップ」が少しずつ現実味を帯びてくる時期ですね。
4月からはそれぞれの志望専攻に分かれ、より専門的な内容を学んでいくことになります。
すでにこの冬期講習会でも、先を見据えて一足早く専門的な勉強をスタートしている人もいますよね。
いずれにせよ、高校2年生にとって、この3学期は基礎科で学ぶ最後の時間になります。
では、この時間をどう使っていくか。
今日はそのことについて考えてみたいと思います。
受験科に上がると、専門的な内容がスタート

高校3年生からの受験科では、
油絵専攻の方は油彩画材の使い方を、デザイン志望の方は色彩構成で使用するアクリルガッシュの扱い方を学びます。
もちろんデッサンも引き続き行いますが、内容は各専攻に即した、より踏み込んだものになっていきます。
これまでデッサン中心に学んできた人にとって、自分の興味のある分野を本格的に学び始めることは、とても刺激的で楽しいものだと思います。
受験科でも必要になるのは「デッサン力」

受験科が専門的な内容を学ぶ科だとすると、高1・2年生科を「基礎科」と呼んでいるのは、その名の通り、あらゆる分野の土台をつくる時間だからです。
では、その「基礎」とはなにか。それは、いわゆる「デッサン力」だといえるかもしれません。
デッサン力とは、単にデッサンを描く力のことかと思えば、そう単純でもありません。物の形や構造、光と影、空間の関係を観察し、それらを作品へとアウトプットする技術のことです。
受験科で専門的な内容を学ぶといっても、決してゼロからのスタートではありません。
色彩を学ぶ場面でも、常にデッサン力は求められているからです。
油絵でどんなモチーフを描くときも必要になるのはもちろん、デザインの色彩構成のように「形を削ぎ落として簡略化する」課題でも、元の形を観察できていなければ、説得力のある表現にはなりません。
基礎科のうちにできること

では、デッサン力が今後も大事な礎になることを踏まえて、
高校2年生が、基礎科生として残されたこの期間に何をすべきなのか。
今まで描いたデッサンを振り返ってみましょう。
描き始めたタイミングは人それぞれですから、これまでの作品数も、多かったり少なかったりすると思います。
それでも構いません。
とにかく今まで描いたすべての作品を並べて、自分が積み重ねてきた「過程」を視覚的に確認してみてください。
絵を学ぶうえで、一枚一枚を大切に描き切ることはとても重要です。
ですが同時に、描いてきた「量」から学べることも、確かにあります。
例えば、自分の作品の傾向です。
癖や弱点、そして強み。
作品群を見ると、それらが一目瞭然になるはずです。
何が言いたいかというと、
2年生にとっての、受験科へステップアップする前のこの3学期は、もっとも自覚的に制作と向き合える時間だということです。
自分の強みがわかっていれば、受験生になってからもそれを活かすことができます。逆に弱みが自覚できていれば、それを強化する取り組みを、意識的に行うことができます。
ただ課題をこなすだけではなく、自分の制作や作品と、一度立ち止まって向き合うこと。
今までの積み重ねをしっかり目で見ておくこと。
それが今いちばん、次の成長につながるのではないでしょうか。
3学期、迷うことがあったら、ぜひまたここに立ち返ってみてくださいね。











