基本デッサン「カモの剥製のある静物」

こんにちは!
美術クラブの講師の村です!

新年度になり、美術クラブでは新しい仲間が加わり、新しい課題もスタートしました。昨年度末は自由制作など、それぞれのアイデアを軸に様々な作品作りに挑みましたが、今回は一度基本に立ち返ってベーシックなB3サイズ画面での静物デッサンを行いました。

果たして、皆さんどんなふうに制作を進めていったのでしょうか?少し様子を覗いてみましょう!

Still life drawing

カモの剥製、角材、レモンなど、バランスよく描き進めていて良いですね。

Still life drawing

全体像がぼんやりと見えてきたら、少しずつ細かい描写を増やします。

Still life drawing

新しい年度の始まり。先生の指導にも熱が入ります🔥

モチーフは、太めの角材に水玉模様の布がかけられ、カモの剥製が置かれたシンプルな作り。しかし、角材や布のように四角くて奥行きがあるモチーフは、遠近感が上手く描けるかが問われます。それに、フリーハンドで長い直線を何本も描くだけでもひと苦労だと思います。

絵の中で勢いのあるきれいな線を描くには、練習が必要です。腕の動かし方を意識しながら、大きく大きく動かしていきます。最初はふにゃふにゃした線ばかり。でも、練習を繰り返すうちに体の使い方が身についてくるのです。ちゃんと習得すると絵を描いている時の姿勢やフォームが明らかにスマートになります。

Still life drawing

水玉模様の布も、描き始めると意外と大変!コツコツ描きます。

Still life drawing

途中描き進め方や、モチーフの形の解釈の仕方などを教わります。

Still life drawing

カモの剥製の後ろ姿をよく捉えています◎

Still life drawing

土台がしっかり描けているので、カモが安定して立っているように見えます。

そして今回のモチーフのメインともいえる存在、カモの剥製ですが、これは生き物なので非常に複雑な形をしています。角材や布のように真っ直ぐではないですし、角(かど)がはっきりとある形ではありません。かといって体の膨らみが球体のようにまん丸なわけでもありません。ですから、こういった複雑なモチーフがある時は、観察を深めていくことを大事にしましょう。簡単な形に勝手に直してしまわないよう、忠実に写し取ります。

さて、3週間かけて仕上がったみんなの作品は果たしてどうなったのでしょうか。一部をご紹介します。

Still life drawing

Still life drawing
Still life drawing
Still life drawing

カモの羽毛の描きこみや、角材の木目の描写を見てみると、やっぱりみんなよく描いていますね!頑張った甲斐がありました◎

Still life drawing

平日クラスの講評会の様子です。みんなよく頑張りました!

土曜クラスの講評会。先生が一人一人の作品にコメントをしていきます。

次回は、さらに大きな静物デッサンに挑戦していきます。レベルアップ目指して頑張ってください💪✨

お疲れ様でした〜!

以下は夏休み期間に行うイベントのお知らせです。たくさんの方のご参加をお待ちしております!

 

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イベントの詳細はこちらhttp://www.e-s-w.com/bc/からご覧になれます。お申し込みフォームの入力等も簡単です。ぜひ一度チャレンジしてみてください!

 

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