絵画コース家庭課題その5:講評

家庭課題5週目です。
緊急事態宣言が解除された県も出てきました。神奈川県はもう少し時間がかかりそうですが、アトリエでの制作ができる日も遠くないでしょう。

私が絵を習っていたころ「目に頼るのではなく触覚や皮膚感覚を大切に制作しろ」という指導があり、なんの疑いもなくその話を受け入れていました。
今、指導する立場になって私もそのような話をよくします。

先日、芸人で芥川賞作家の又吉直樹が出ているNHKの番組をたまたま見ていたところ「皮膚は全てを知っている?」というテーマでTV番組をやっていて、何気なく見ていると、皮膚は触覚どころか、光や音、匂いや味までも感じ取るといったことを研究者が科学の視点で話していました。とても内容が面白く、いつの間にか引き込まれました。

受験生だった頃の話なので何十年も前の話ですが、私が習ったわけではなく聞いた話で恐縮ですが、ある講師が「水の入った湯のみと、お湯の入った湯のみを描き違えろ」という話を聞いたことがあります。
無茶苦茶だなと。それは今でも思いますが、その番組では皮膚はそういったことを感じ取ることが可能なようです。

第六感、感覚、ちょっと曖昧な言葉ですが、科学の世界でそういったことに向き合って研究している人がいることに驚きました。
美術に限ったことではなく感覚的といった曖昧な、でも、とても確かな手応えや実感を感じながら行動した経験は誰しもあると思います。

全身を覆っている皮膚が様々なことを感じ取る感覚器官の一つだとすると、人ってアンテナそのものだなと、ただ、故障や、事故の危険は常にあるので感覚を信用しすぎるとマズイこともありますよね。

絵画コース 夜間部
課題 静物を描きなさい

絵画コース 昼間部
課題 静物を描きなさい

デザイン工芸芸大コース 昼間部
課題 家の中にあるものをモチーフに色彩構成しなさい