高3生・高卒生科のデザイン工芸コースは、約1ヶ月間、グループワークを続けていました。毎年恒例のブランディング課題です。

ブランディング出題
「新しい『飲料』を提案してください。」

ブランディング課題は、ランダムに振り分けられた7チームで行われ、チーム内でアイデアを出し合い、独自のブランドを立ち上げます。「飲料」自体の面白さを追求することを中心にしながら、その提供方法や店舗デザイン、広告手段などあらゆる面からデザインを考え、最終的にはチーム全員で10分間のプレゼンテーションを行うことになります。

 

 

プレゼンテーションは各チームとも非常に充実していて、
・独自の構造をもつ飲料ボトルのデザイン
・飲料を買うのが楽しくなるような自動販売機のデザイン
・グラスに注がれた飲料が美しく見えるテーブルのデザイン
・炭酸のシュワシュワという音が際立つ無音の空間のデザイン
・お店の明るく楽しげな雰囲気の演出とスタッフユニフォームのデザイン
・CM展開やSNSとの連携を積極的に考えた広告戦略

など、たいへんよく練られた企画が盛りだくさんでした。

 

 

プレゼンの後は質疑応答の時間が設けられており、他チームからの鋭いツッコミに答えていかなければならない場面もありました。他チームの発表について意見する際には「じゃあ自分だったらどうするか」「はたして自分たちはそれができているか」など立場を置き換えて、自分のこととして考える必要があります。相手へのツッコミは常に自分に跳ね返ってくるもの。通常課題であるデッサンや色彩構成でも、自分ごとのように他人の作品を見ることができたら、得るものは大きいでしょう。

このブランディングを、今後の受験対策に大いに活かしてほしいと思います。