日本画コースでは、アトリエを飛び出して、野外でのスケッチ課題が行われました。hamabiのすぐ近くの沢渡中央公園に移動し、各々の好みの場所でスケッチを描き溜めていきます。気温が徐々に上がってきているので、本格的な夏になってしまう前の、風が涼しい今頃がスケッチには適しているかもしれませんね。

アトリエでは、モチーフに無機的な光が当たっていることが多く、光の強さも一定のまま、ものの見え方の変化が少ない環境です。一方で、日が傾いてくることで光の角度や強さが変わりますし、草は風で揺れ、成長して背が伸びたり枯れたりもします。「自然」の中では変化することがいつも当たり前なのです。

美大受験生にとっては、モチーフに変化がない方が見やすいし描きやすいものです。(確かにそれも正しいのですが…)ですが、こうした野外スケッチの課題を通して、モチーフの形や色というのは移ろってしまう繊細なものだということを再認識できると、ものの見方や描き方はずいぶんと変わってくるような気がします。

今後の作品に、生き生きとした鮮度溢れる表現が増えてくると面白いですね!