日曜受験デッサンコース 家庭課題その2:復習

自宅課題第2週鉛筆デッサン 基礎トレーニング2の講評が終了しました。

今回の課題は次の通りでした。

課題

前回の課題で指示された大きさの幾何形体に、想定でそれぞれ任意の質を与えてデッサンしなさい。
例:木材、石材、金属、ガラスなど

前回の幾何形体
①直径10cm高さ20cmの円柱
②直径10cmの球体
③一辺10cmの立方体
④底面直径10cm高さ20cmの円錐

今回は前回の想定立体物に材質を与えるという課題内容でした。質感の違いを描き分けるという新たなポイントが付け加わりましたが、実は一番大事であったことは、前回アドバイスされたことがどのように改善されたのかということでした。

 

アドバイスされたことの内容によっては、10枚、20枚描かないと良くならないことと、次の一枚で確実に改善が可能なことがあります。講評で指摘され、考えたことなど自分でまとめ、メモを作ることができると良いと思います。

 

質感表現は、問題文に「想定で描きなさい」と書いてあっても頭の中で考えるだけではなく、描き出す前にかなり「取材する=見る」ことが必要だったと思います。つまり、見ないで描く課題なのに、いつもより物を見なければならない。課題をやることをきっかけにして、意識的に見て、理解し、記憶に残す。これが大事なのです。

 

例えば表面がなめらかでツルツルしている加工の金属のような物は、物体の表面に周りが映り込みます。

 

「面の方向がこうなっているから、この方向にあるものが写り込むし、曲面がこうなっているから映り込みがこのように歪む」

 

ということを自分で発見し、理解できた人はもうこの後、実際の金属を見て描くときも、理由がはっきりとわかっているから迷いなく描きこむことができます。

 

身の回りのものに一方からの強い光が当たる状態を設定し、陰影の出来る様子やハイライト、映り込みなど観察してみましょう。スマートフォンなどで撮影し、細部を拡大してみると反射など確認しやすいのでオススメです。

 

さて、次回はいよいよ実際の物を見て描く課題です。今までと違ったものの見方が出来てきたでしょうか。