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2016/08/11

【日本画】夏期講習会③ ケイトウと桃の静物写生

夏期講習会③ ケイトウと桃の静物写生1


夏期講習会は3週目、いよいよ後半戦です。
日本画コースのアトリエでは、水彩による静物写生課題が行われていました。
制作時間は11時間で、2日がかりの制作です。

与えられたモチーフは、ケイトウ(花)・桃・白布・荒縄・サイダー瓶・炭など計8種類。
日本画専攻らしいベーシックな課題ですが、
植物や果物などのいわゆる生(なま)ものが混じっているのがポイントです。
時間が経つにつれて形状が激しく変化する植物、鮮度が失われると変色する果物など、
「時間との勝負」という場面が意外と多いのも、日本画の静物写生課題の特徴です。



夏期講習会③ ケイトウと桃の静物写生2


制作二日目、アトリエに入ってみると、植物の姿が昨日とは一変していました。
アトリエの空調の影響で鮮度を失い、活き活きとした葉っぱの形は完全に失われていました。
また、植物ほどではありませんが、桃も決してフレッシュとは言えない状態です。
それでもみんな苦労して、なんとか今回の制作は終了。
その後、講評会が行われました。



夏期講習会③ ケイトウと桃の静物写生3


日本画コース講師より
「昨日とケイトウ(花)の姿があまりにも違いすぎて、みんなすごく苦労してたね。こういった『生もの』は1日目の最初にモチーフをセットした時が一番鮮度が高い状態で、そこからどんどん鮮度が失われて、枯れていくんです。花にもいろいろ種類があって、同じようにすぐに枯れてしまうものもあれば、花の顔の向きが時間によって全然違う方向に向いてしまうものもあります。あと、最初は蕾(つぼみ)だったのに、途中からわぁ〜っと咲いてきちゃったりね(笑) これを機にみんなに意識してほしいのは、『生もの』が美しい姿をしている時間は限られているということ。そして、そういう種類のモチーフは、早いうちにスケッチしたり、色味を観察しておくようにしよう。一番美しい状態を絵に描くには、そういう工夫が必要なんです。」



夏期講習会③ ケイトウと桃の静物写生4

本当に、一つひとつの課題が大事な勉強なんですね。 日本画コースでは、静物写生課題がこの後も続きます!みんな、頑張ろう!!



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