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2015/11/26

昼間部美術講義の最終回

昼間部美術講義の最終回1

第5回にして今年度最終回となる昼間部美術講義が行われました。
今回は、「構成について」というテーマでの講義と、
過去4回の講義でどのようなことを学んできたのかを振り返りました。


第1回「遠近法」
西洋の時代区分を《古代》《近世・近代》《現代》に分け、
人間と世界との関係が変化するにしたがって、
絵画空間がどのように変わっていったのかということを学びました。

第2回「写真と絵画」
19世紀初頭の写真の発明によって、
絵画がどのような影響を受けたのかということを学びました。

第3回「美術とデザイン」
19世紀イギリスを中心に展開したアーツアンドクラフツ運動からバウハウスまで、
美術とデザイン・工芸が最も近づいた時代について、主要作家の作品を通して学びました。

第4回「色彩について」
明度の果たす役割・混色の方法と基礎知識・グレーの役割など、
絵画(グラフィックデザインを含む)における色彩の基本を学びました。

第5回「構成について」
幾何学的形態への還元・図と地の双方の形への配慮・疎密の対比など、
絵画(グラフィックデザインを含む)における構成の基本を学びました。



昼間部美術講義の最終回2

第5回「構成について」では、20世紀の様々な作家の作品をスライドで見てもらいながら、
それぞれの作家の構成意図を観察しました。
描かれた物(図)とその背景や余白(地)の形を注意深く見ること。
密度ある仕事がされた部分(密)とそうでない部分(疎)の対比や、全体のリズム。
描かれた内容(物語やメッセージ等)に目を奪われず、絵の構造、造形要素を
きちんと見ることの重要性が話されました。


全5回の昼間部美術講義では、表現者としての最低限の知識や、
講義の中で紹介した作家や作品の全てが、今、頭の中に入るとは思いません。
大学に入ってから、そのいくつかには必ずもう一度出会うはずです。
その時に、通り過ぎることなく「あの時に見た作品だな」とか、
「そうか、そういう事だったのか」と、その周辺の事と繋がり思い出す事もあるかも知れません。
この講義に参加してもらった事が、そんなきっかけになってくれればいいと思っています。


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